皆さんは「ニューカレドニア」を知っていますか? 白い砂に青い海がきれいな“楽園”で、ハネムーンで行く人の多い憧れの場所、、、『天国にいちばん近い島』という映画で知ったという方もいらっしゃるかもしれません。
まるでそこは至福の楽園!どんな島?
ニュージーランドの左上、南太平洋に位置するフランス領の島々で、2008年には世界最大規模を誇るニューカレドニアの珊瑚礁が、ユネスコの世界自然遺産にも登録されています。美しいビーチ以外にあとは何があるの? なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、ニューカレドニアは、同じ本島でも熱帯雨林の北部と乾燥した南部とで、まるで異なる様相を見せるなど、多様な自然景観に恵まれ、トレッキングやゴルフ、ヘリでの遊覧など内陸側のアクティビティも、めちゃくちゃ楽しい場所です。また、元フランス領だったベトナムからの移民がとても多いため、ベトナム料理も楽しめます。治安状態は良好で、見て回るだけでもワクワクするようなお店がたくさんあり、ショッピングも楽しめます。南太平洋に浮かぶニューカレドニアには、宝石箱のような美しさを誇る「イル・デ・パン島」や天国にいちばん近い島で有名な「ウベア島」・ニューカレドニアで唯一の水上コテージがある「メトル島」など、魅力溢れるユニークな離島があり、こちらも観光としては外せないスポットです。
美しい海に囲まれて非日常を体験。
まずは、やっぱりビーチ。テレビ番組や雑誌などでも頻繁に取り上げられている、青いラグーンと白い砂浜に囲まれた島々。そのビーチの魅力を語らずして、ニューカレドニアは紹介できません。ニューカレドニアのビーチは、どこも開発されきっていない場所ならではの、のんびりした空気が漂っていて、そこがまた癒されるポイントの一つ。水の中には、極彩色の魚たちが泳いでおり、シュノーケルをつけて泳げば、最高にフォトジェニックな海の光景も撮影できてしまいます。日帰りツアーで行けるアメデ島はヌメアから海上24km先にある無人島です。世界遺産にも登録されている、ニューカレドニアのバリアリーフの真ん中あたりに存在しています。南太平洋の最優秀観光ツアーとしてフランス本土から観光銅賞を受賞しており、ヌメアからの日帰りツアーで人気No.1なことも頷けます。
島に到着したら早速シュノーケリングを楽しむのもよし、グラスボートもよし、パラソル&デッキチェアを借りてビーチでのんびりするのも自由です。レストランでビュッフェランチを堪能したあとは、ヤシの木登りショーなど各種イベントが開催されているので、こちらの鑑賞も楽しめます。
ハワイやバリ島などと比較したら、めぼしい観光スポットが少ないかもしれません。しかし、ニューカレドニアの抜群に美しい海に触れたら、ほかに何もいらない気分になると思います。そんな「天国に一番近い島」に是非行ってみてください。
ニューカレドニアの気温・降水量ベストシーズン情報
年間平均気温が24度前後と温暖で過ごしやすいが、基本的には四季のある亜熱帯気候で、常夏の国ではありません。季節は日本と逆で、冬にあたる6~9月は朝晩には冷え込みます。一方、真夏にあたる2月前後は、かなり気温が上がります。ただし湿気は少なく、日本の夏に比べると過ごしやすい国です。雨はまとまって降ることは少なく、1~4月に多いと言われています。したがって、旅のベストシーズンは、海が楽しめる10~5月。旅の服装は、気温が下がる6~9月には長袖の上着が必要です。また、日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めは必携です。