週末の"息抜き"や"癒し"を求めて温泉へ出かけるという方、少なくないのではないでしょうか?温泉に行くと、やっぱり日頃の疲れが吹っ飛びますよね。今回は「銀山温泉」で気分をリフレッシュ!
銀山温泉ってどんなところ?
銀山温泉は山形県の最北東、尾花沢市にあります。尾花沢市といえばすいかの名産地!夏すいかの生産量も日本一です。また、花笠踊り発祥の地としても有名です。そして、何といっても外せないのが、山形を代表する温泉街「銀山温泉」です。レトロ感たっぷりの温泉街。川をはさんで両側に旅館がある景色は素敵で旅館自体が国の有形文化財にも指定されているところもあり、大正という昔の良さを感じられる温泉地です。
銀山温泉の名前の由来は、江戸時代初期にこの地で栄えた大銀山「延沢銀山」です。開湯は寛永年間。銀山で働いていた工夫が、銀山川の中に温泉が沸いていたのを発見したことによります。元禄2年(1689年)、銀山が閉山した後は、湯治湯として賑わいました。
「おしん」の撮影地として有名に
NHK連続テレビ小説「おしん」は、昭和58年(1983年)から1年間放送された国民的ドラマ。その撮影地として銀山温泉は一躍有名に!雪の降る銀山温泉は、まさしく「おしん」の舞台。あの名シーンが、頭の中によみがえってきます。また、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつになったのではないかとも言われています。宮崎駿監督は、具体的なモデルはないとおしゃっているので、そのものではないかもしれませんが、銀山温泉に行ってみると、確かに似たような雰囲気に浸ることができます。
温泉に浸かり、温泉を楽しむ!
銀山温泉には、日帰り入浴が可能な温泉宿はあります!中でも、今回は「銀山荘」をご紹介します。「銀山荘」では、四季や自然が感じられる露天風呂の他にも寝湯や岩盤浴が設備されているので、かなり日帰りや温泉巡りをする際には充実している温泉です。温泉街まで徒歩5分程度と、アクセスも良いのも魅力的です。温泉が込み合っている時は「和楽足湯」。温泉街の近くにあるので、歩き疲れて休憩したい時などにおすすめの場所です。無料で、ふらっとひと休みできちゃうのが嬉しいポイントです。しかし、タオルなどが貸し出しされていないみたいなので、足を拭くためのタオルは必需です!
ノスタルジックな「銀山温泉っぽさ」
なんといっても銀山温泉の冬は本当におすすめなんです。雪と、銀山温泉ならではの温泉街のガス灯の明かりがノスタルジックな「銀山温泉っぽさ」が魅力的。夏は滝の音や鳥のさえずりなどの自然な音を楽しむことができるほか、冷えたスイカなんかを楽しむことができます。季節で味わう銀山温泉。自然で癒されてみるのはいかがでしょうか?
山形県尾花沢市上町6丁目1-16パレットスクエア内
TEL:0237-23-4567 FAX:0237-23-4568